2008年4月5日土曜日

トンレ・サップ湖

カンボジアを訪れる観光客のなかには、東南アジア最大の湖でもあるトンレ・サップ湖の美しい景色を楽しみにしている人も多いのではないかと思います。
トンレ・サップ湖の湖上クルーズは、カンボジア旅行の締めくくりに是非お勧めしたい観光ポイントです。
トンレ・サップ湖は支流を通じてメコン川とつながります。
11月~4月にかけてカンボジアは乾季を迎えます。
また5月~10月には雨季です。
トンレ・サップ湖は、乾季には水が無くなり、雨季にはメコン川から逆流します。

メコン川にとっては天然の洪水調節池の役割をしているのです。
雨季になるとトンレ・サップ湖の湖水面積は乾季の3倍以上に広がります。
トンレ・サップ湖は同時にカンボジアの人たちの胃袋を支えているともいえます。
湖岸には野生の浮稲があり、世界有数の淡水魚漁場として知られているのです。
乾季には定置網漁が行われます。
川や湖で豊富な魚がとれるカンボジアでは、調味料としても魚が重要な役割を担います。
ブラホックは、湖や川からとれた小魚を、樽に塩漬けにしてペースト状にした調味料です。
秋田のしょっつると同じようなものです。

そのままお米といっしょに食べることもありますが、卵焼きや野菜炒めなどにも活躍する万能調味料です。
乾季の始まる11月ごろからカンボジアでは、家族総出で漁に出ます。
プラホックをつくるための小魚をとるのです。
そしてとった魚を樽付けにします。
地域によっては3月まで続く大作業となります。
カンボジアの農村にとって、欠かせない年中行事です。

0 件のコメント: